マルチメディア技術
- フォント…文字の形状や大きさ
1.ビットマップフォント…文字をドットの集まりで表現する.
〇処理が速い ×ズームをすると文字が崩れる.
2.アウトラインフォント…文字の輪郭線を直線や弧で表現する
- データ圧縮
- コンピュータグラフィックス
・クリッピング…画像の切り抜き
・モデリング…3DCGにおける物体の形状そのもの
・レンダリング…数値データの集合から画像化すること
・アンチエイリアシング…3DCGにおいて物体に陰影をつけること
・テクスチャマッピング…物体の表面に柄や模様などの質感を貼り付ける技法
・モーフィング…形状変化の表現をする際に,中間画像を生成する技法
・ポリゴン…3DCGにおける多面体の各要素
・ノンリニア編集…撮影データをPCで編集すること
・キャプチャー…PCに撮影データを取り込むこと
- 動画の品質
・ビットレート…1秒間中に流れるデータのビット数
・フレームレート…1秒間中に表示されるフレーム数
(動画の滑らかさの指標となる)
※総データ量 = 画素数 × 色情報 × フレームレート × 時間
・画面サイズ…画面の縦・横の大きさを画素数で表したもの
- 動画配信方式
1.ダウンロード方式…視聴者のパソコンにデータを全てダウンロードして再生する方式.
〇ダウンロードすればインターネット環境から切り離せる
×待ち時間が長くなり,データが残留するので著作権などで問題が生じる.
2.ストリーミング方式…ダウンロードと並行して動画を再生し,使用したデータは順次捨てられる.
〇待ち時間が短くなりデータ量が少なくなる.
×再生中はインターネット環境が必要
・デコード…圧縮された動画ファイルを元の大きさに戻すこと
・ コーディック…エンコード,デコードを行うプログラムのこと
・ランレングス符号化…データ列を可逆圧縮して符号化する連長圧縮アルゴリズム
(例)AAAAAABBBCCCC(Aが6つBが3つCが4つ)→A6B3C4に圧縮できる.
・PCM…パルス符号の変調方式(以下の順序で行う)
1.サンプリング…アナログ信号の波形を一定の時間間隔毎に区切って計測する
2.量子化…波形の高さを256段階に数値化する
3.符号化…2進数に変換する
- A/Dコンバータ…アナログ信号をディジタル信号に変換する電子回路のこと
量子化ビット×1/サンプリング間隔=1秒当たりのデータ量
ヒューマンインターフェース
- ヒューマンインターフェース…ユーザとコンピュータがやり取りをする接触領域
(ユーザインターフェースともいう)
- 音声認識…音声を文字データに変換する
- 画像認識…画像の形状を認識する
・顔,虹彩,バイオメトリクス認証がある.
- 学習機能…ユーザの利用状況をみて頻繁に使う操作や文字を優先的に表示する機能.
- インタラクティブ…パソコンとユーザが対話していることを意味する語のこと.(双方的,対話的の意味をもつ)
- アクセシビリティ…ソフトウェアや情報サービスが「どれだけ汎用な人が支障なく利用できるか」の指標.(高齢者や障害者など)
- ユニバーサルデザイン…地域,国籍,文化,年齢などに違いのある人がどれだけ容易に利用できるかを表す指標.
- Webサイトにおけるインターフェース設計
有向グラフ
グラフ理論における「有向グラフ」について
- 有向グラフG=(Vg,Eg)は2つの要素Vg,Egからなる.
- 空でない頂点集合Vgがあり,要素は頂点またはノードと呼ばれる.
- 辺または弧の集合Eg(空でもよい)がある.
要素は有向な辺または有向な弧であり,頂点の順序対に割り当てられる.
- 入次数と出次数
・入次数…頂点vに入ってくる有向辺の数.d-(v)と表される.
・出次数…頂点vから出ていく有向辺の数.d+(v)と表される.
補題 グラフGにおいて,入次数の合計と出次数の合計は等しい.
以下に例を示す.
それぞれの頂点における入次数,出次数は以下の通り.
(入次数)d-(v1)=2 d-(v2)=1 d-(v3)=3 d-(v4)=1 d-(v5)=1 (入次数の合計8)
(出次数)d+(v1)=1 d+(v2)=2 d+(v3)=2 d+(v4)=1 d+(v5)=2 (出次数の合計8)
※補題に示した通り,(入次数の合計)=(出次数の合計)であることが分かる.
グラフ理論における「結合と次数」
グラフ理論の「結合と次数」について
-
結合…頂点vi がある辺ejの端点である時,viとejは互いに結合しているという.
- 接する…共通の頂点を持つ,二つの平行でない辺は「接する」という.同様に,二つの頂点が共通の辺の端点であるときに「接する」という.
- 次数…頂点vが接する辺の数のこと.自己ループしている辺があるときは2回数える.尚,頂点vの次数はd(v)と表す.
- グラフGにおける最小次数,最大次数はそれぞれδ(G),Δ(G)と表す.
図2において,各頂点の結合次数はそれぞれ以下のとおりである.
d(v1)=2 d(v2)=3 d(v3)=3 ,d(v4)=2,
また,最小次数,最大次数は次のとおりである.
δ(G)=2 Δ(G)=3
定理1 グラフGにおいて,次数の合計は辺の数の二倍である.
それぞれの辺は端点として2つの頂点を持つので,全ての辺の両端にある頂点の合計は辺の数の2倍である.
- 奇頂点と偶頂点…ある頂点の次数が奇数であるときは奇頂点,偶数である時は偶頂点であるという.
定理2グラフGにおいて,奇頂点の数は偶数個ある.(ハンドシェイクの補題)
【証明】頂点の次数合計は
(偶頂点の次数の合計)+(奇頂点の次数の合計)=(全頂点の次数の合計)・・・(1)
で表され,偶頂点の次数の合計は偶数であるであることは明らかである.
ここで,定理1より
(全頂点の次数の合計)=(全辺の合計)×2
だったので,(1)式に代入すると
(偶頂点の次数の合計)+(奇頂点の次数の合計)=(全辺の合計)×2
となる.ここから偶頂点の合計を移項して
(全辺の合計)×2ー(偶頂点の次数の合計)=(奇頂点の次数の合計)
が求められるので,奇頂点の次数の合計は偶数となる.
したがって,全ての条件において奇頂点の次数の合計が偶数であることは,
奇頂点が偶数個あるということである.
- 孤立した頂点…辺と接しない頂点のこと.
- つり飾り頂点…次数が1である頂点のこと.
- 空グラフ…辺の無いグラフのこと.(頂点の数は問わない)
研究室配属1日目で張り切りが空回りした話~
実質的に今日から研究室での活動が始まりました.
大学の研究室は教授に一任されているため,時間管理については配属先によって様々です.
- 私の配属先のように,平日は特に時間制限が無く学んだ内容や時間を自己申請するところ(論文の輪読などの定期的な集まりはあります)
- 時間による束縛があり,〇時~〇時までは居室していることをきまりとしているところ(先輩で8:00~20:00まで居るように指示された方もいらっしゃいました)
結局研究室がどちらのタイプであれ,どれだけ勉強するかはその人の頑張りによるのですが,初日である今日,同期が1人も来なかったのは少し驚きましたね^^;
朝8:30から張り切って来室した際にはがらんとしていてなんだか寂しかったです…
お昼前から先輩方がいらっしゃって「この研究室は毎年こんな感じだよ」ということを聞きました.
午後には先輩方が全員来られて就活の話や研究室の話,バイトの話などをして下さってとても楽しかったです^^
私の家から大学の図書館がとても遠いので,勉強できる環境が近くにあることはとても助かります.
そしてなにより給湯ポットや空調設備,無料のインターネット環境が揃っているので使わない手はないですね!(笑)
同期が来ても来なくても,私は家で勉強すると必ず集中力を切らしてしまうタイプなので毎日通おうと思います(笑)